環境の変化で不登校が解決できる!
不登校のお子様がなぜ、学校にいけないのか?
学校にいけない理由は様々で、実際に子ども自身もなんで学校に行く気にならないのかを理解していない子どもが多いです。
気持ちは学校には行ってみたいと思っているけど、登校の時間になると気持ちが重くなり学校にいけない。
学校に行っても楽しみが見いだせない、友達関係がめんどーという子どももいます。
他には学校というくくりに対して意味を感じない、行っても意味がないと思っている。
口にはいろいろな理由を述べてきますが。
本当のところは本人自身も分かっていないことが大半で、一度足が止まってしまってから学校に行かなくても事が済んでしまう。
どんどん学校から遠のいて行くのにと思っていても自宅である程度の生活は完結ができてしまい外に出ることがそこまで重要と感じなくなります。
親は学校に行けと口うるさく言ってくるが、そこまで相手にしていない。
親も昔みたいに厳しくいう事も出来ない時代になり、子どもの権利、主張を尊重しようという風潮になっています。
子どもにも権利も主張もあると思いますが、権利をいうのであれば本来の全うすべき生活をすることが最低条件と思います。
最低限の生活をした上で何らかの理由があり、学校にいけないのであればしっかりと原因追及をして問題解決ができるように親がサポートを行うべきです。
現代の子どもたちは、やる前から諦めることも多くあり、失敗を恐れて行動する力が弱くなっている気がします。
失敗は大人でもします。
失敗した、その先に失敗を乗り越えた時の成功体験を積まない状態で成長している気がします。
なにごとに対しても一歩引いた考えと、行動が!
学校に行けない要因の一つかと察します、誰でも初めからうまくいことはなかなかなく。
普通の事なのに、普通が普通ではない状態になっています。
子どもが成長をするうえで失敗は大きな糧になります。
失敗がないまま成長することで、大人になって失敗に対しての免疫がなく心が折れてしまい、失敗を引きずり引きこもりになったり、自分自身せめて立ち上がることができないケースもあります。
私たちは寮生活という環境提供をすることで、失敗をしてもいい、やってみたいことはやってみたらいいという安心できる居場所を提供しています。
もちろん居場所には同じような境遇の仲間がいて、その子たちも寮生活では失敗をしていることもあり、失敗に対しても恐れなくなります。
寮生活では炊事、洗濯、掃除も自分たちで行います、朝起きることも、身支度も、学校に行く準備なども全て自分で行います。
家という環境は非常に恵まれています、親がなんでも先回りをして抜け漏れがないかチェックしたり、準備をしてくれたりとしてくれる家庭も多いと思いますが。
その親の過保護、過干渉が子どもの自立を阻害していることもあります。
何度でも、ミスをしたり、失敗をしてもいいと思います。
自分が苦手なことを子どもは理解して工夫して出来るように考えて行動をしてくるようになります。
お部屋の掃除ができない、整理整頓ができないなどの問題はどの家庭でもありますし、普通の事なので親が手を差し伸べるのは、究極の限界が出来てからでいいと思っています。
本人が困らないと、なにもしません!
しまいには親のせいにして自分は悪くないと決め込んでくるお子様もいます。
ほっとくことができれば一番の成長の近道かもしれませんが、なかなかできないほっといたらとんでもないことになるからと親の心配はつきません。
親がやることで、子どもたちはそこに甘んじて行動はしません。
これは私の今までの経験上の話になりますが、自宅でできないことが寮生活では出来るようになる。
それは寮生活で自分でやらないとならないという気持ちが芽生えるからです、寮生活で培った習慣を身に着けて自信に繋がれば自宅でも同じことをできるようになります。
卒業生の保護者様から自宅に帰ってから洗濯も、食事つくりも積極的に手伝ってくれるようになったとご連絡もいただています。
一番気を付けてほしいのが、時間が経過すると
子どもたちはだんだんと学んだ習慣を、やらなくなることもあります。
それは例えに親御様の関わり方の問題と思います、子どもたちは自身を付けて自宅に帰って覚えたことを親に見てもらいたく積極的に行動をします。
ただ、子どもたちの継続力は大人と比べてまだまだ身についていません、寮生活で習慣化できたのはやるしかない、やらないとならないという環境だからです。
自宅に帰ってからも寮と同じような環境提供が出来ることが一番の理想といえます。
寮と全く同じ環境提供ができないのではなく、やってみる試みをまずはしてみてください。
寮生活で重きに置いている考えは、やれないことは無い、やる気持ちがあるかないかです。
現代の子どもたちは大人よりもスマホ、タブレット、ゲームを器用に使いこなします。
ある意味、自宅での生活も同じことではないでしょうか?
目的とゴールがしっかりと分かっていれば行動もできるし、やれるのではないでしょうか。
できないことを子どもに望んでいるわけではなく必要最低限のことを親御様は望んでいると思います、目的、目標設定を子どもとしっかりと話し合い、理解してもらい友に歩むことが親子関係の修復にも繋がり同じ目線でゴールに向かうことが出来るのではないでしょうか?
環境の変化は、子どもに与える影響力は非常に大きいです。
子どもは無限の可能性を秘めています、だからこそ環境を変えて成長をさせてあげる機会を与えてあげてください。
寮生活をするだけでも成長になりますし、良いことも辛いことも貴重な経験です。
子どもの明るい未来を考えて、早期の対処をご検討ください。