【活動レポート】栗ひろい体験・ボランティア🌰
今回は、子ども食堂でお世話になっている方のご好意もあり、栗ひろいの体験をしてきました。
8人乗りの車がやっと進入できるような林の中で、子どもたちも初めての環境に少々戸惑う様子。
見たこともない虫や蚊がいる環境でしたが、最後まで栗ひろいを懸命に取り組んでいました。

▶慣れない作業に戸惑いながらも。。。
栗拾いの作業は全員が初めての体験でした。
イガグリに触れたことがない子も多く、最初は軍手で直接触り、針が手に刺さって痛い失敗を経験。
どのようにしたらイガグリから栗を取り出せるのかを質問して解決策を見つけていました。
足を使って栗を押し出すように取り出すことを学び、実践していました。

▶拾った栗に興味を持つ。。。
自分で実際に拾った栗を見て、「これ、どうやって食べるん??」と調理法に興味を持つ子もいました。
「栗ご飯美味しいよね」という案から、拾った栗を少量いただき、寮で調理しました。

栗の調理は手間がかかる作業でしたが、子どもたちも一緒に手伝ってくれました。
日頃から自分たちで炊事をしていることもあり、子どもたちも慣れた手つきで包丁を扱います。
その姿に、(私がこの年齢のとき、包丁使えたかな。。。)と私達スタッフが感心させられます。
▶苦手な虫に挑戦する。。。

栗拾いは、たくさんの虫がいる環境でした。
作業中に蚊に刺される子もいれば、飛んでくる虫を警戒する子もいました。
そんな環境ではありましたが、苦手なカマキリを見つけて、「触ってみたい!!」という子が。
「嫌いじゃないの?」と聞いてみると、「軍手だから。。。嫌いだけど触れるかなって。。。」

少々怯えながらも、初めてカマキリに触れていました。
言葉はありませんでしたが、初めての経験にワクワクしているのは表情から滲み出ていました。
子どもたちは、初めての環境の中でも挑戦や失敗を繰り返して成長しています。
・イガグリを直接触ってしまう子
・「長ズボンで来なさい」と言っても半ズボンで参加し、蚊に刺されて後悔する子
今回もこのような子たちがいましたが、私達スタッフは静かに見守り、行動の強制はしません。
子どもたちが自分で選択し、行動することを尊重しています。
たとえ、その中で失敗したとしても、それは次に新しいことへ挑戦するときの助けになります。
日々の活動や生活の中で、子どもたちが”失敗から学ぶ”経験を積むことができるよう、私達スタッフも尽力してまいります。