ラオスでの国際支援ボランティア *不登校/全寮制フリースクール
不登校のこども、中学生が人生はじめてラオスに行き国際支援ボランティアに参加しました。
現地では障害者たちが住んでいる場所の畑を耕す作業をお手伝いしたり、肥料を日本から持参して提供したり学校に行けない子どもたちとサッカーをしたりと言語が通じなくても思いやりという表現で通じることが出来ました。
日本語も英語も通じないですが、こどもたちは一生懸命なんとか伝えたい一心でボディーランゲージで表現したり、絵に書いたりと自分たちで考え行動ができたと思います。
問題が起きた時に問題を自分の力で解決することなどを体感できたのではないでしょうか。
また、ラオスの人が日本語を学びたいということで現地の学生と交流会を開いたりしました。
ラオスは親日の国で来年で親交70年を迎えます。
日本人には非常にフレンドリーで優しい方が多いと思いました。
日本からも国際支援として橋の建設に日本の技術が導入されたりなどあるそうです。
なので日本の国旗も沢山ありました。
日本では当たり前がラオスでは当たり前ではない事に驚きと衝撃を感じました。
まずトイレ事情、水の事情、食品事情、家庭環境、医療など日本では普通のことが、整備されておらず、こどもたちはどうしていいのかと困ることがありましたが、
現地の人はこの環境下で普段生活しているのだから僕たちにもできる、やらないといけないと試行錯誤して滞在期間中は生活を送っていました。
ラオスはふだん聞きなれない国ではあります、ですが実際に現地に行くと自然環境、信仰、人が非常に恵まれた国だと感じました。
参加した中学生よりも低学年の、現地のこどもたちが必死に生活をしている姿をみて彼らは自分たちが恵まれた環境下で生活ができている、自分たちがどれだけ甘えた生活をしているのかを痛感したそうです。
日本で生活をしていると治安もライフラインも困ることがありませんが、だから気づくことがなく普通に生活をしていた、ゲームがあたりまえ、家があるのがあたりまえ、お菓子を買うことも食べることも当たり前の生活がラオスでは簡単ではありません。
実際に現地に行くことにより共感・理解を深くすることができ、不登校経験のこどもたちに取って貴重な経験になりました。