富士山登山 不登校生徒がみんなで登頂
2024年9月7日 人生初の富士山登山 全寮制フリースクールで生活を送る寮生と共に
今年の6月に富士山登山を計画して9月に見事登頂することができました。
過去の思い出になりますが。
非常に貴重な経験なので投稿したいと思います。
今回の富士山登山総勢18名で参加中学生6名高校生3名、引率スタッフ、ガイドさんとフルメンバーで万全な体制でアタックを行いました。
登頂開始は朝の9時半から五合目のバスに乗り始まりました。
皆、登山経験もなくいきなり富士山に挑戦はなかなかです。笑
長年登頂している方にアドバイスをいただき準備も万全にして挑みました。
おかげさまで天候もよく恵まれて好スタート
行ってきます。
中学生、高校生は7合目まで元気に笑いながら登頂しておりましたが、だんだんと雲行きが怪しくなってきました。
前半に余裕と思い、特に何も考えないで登ったせいか息切れが激しくなってきました。
酸素ボンベも沢山持参したので吸引しながらゆっくりとペースをダウンしたおかげで回復モード
荷物も重くなってきた寮生たちは体力がある寮生が持ってあげたりと思いやりの気持ちで荷物を順番に交代で持ち始め常に一緒に生活をしている寮生だなと感心していました。
そんな時に私自身も体力的に辛くなりペースダウン、そんな時に寮生たちが頑張ってください荷物を持ちますよと声をかけてくれてうれしかったです。涙
だからと言って持ってもらうわけにもいかず自分の荷物は自分で持ちました
寮生たちが元気になって富士山登山までできる体力と気力が戻ってきたことが感激です
登山をしながら寮生たちの姿は勇ましさも思わせます
一日も早く地元中学に復学して元気に登校できるようにと心の中で願っておりました
そんなことを考えているとあっというまに8合目9合目と休憩も入れながらですが登っている自分がいました、人生で初こんなつらい経験をしました
富士山を登りきることができればどんな辛いことにも向き合い立ち向かえる気がします
富士山登山はそんな簡単ではないと痛感することが30分おきに感じます
正直つらいです、それを寮生たちはニコニコとしながら登っている
そんな姿に私は負けてられない、意地でも登ってやるという気持ちで遅れながら付いていくことが精いっぱいです
8合目から頂上は見えているのに全然辿り着かない直線距離にしたら数百メートルなのにと
何時間歩いても進まない進んでいない足が動かない色々と情けなくなりました
だんだんと日も暮れてきて焦る
山小屋に入る時間も決まっている、とりあえず寮生は先にガイドと先に行ってもらい
私たちは自分のペースで進むことになりました
それでも寮生たちは定期的に後ろを振り向き気を使ってくれる
たくましい寮生に感謝
いよいよ
9合半に到着
絶景ですね
最高です
不登校で学校に行かない、ゲームばかりやっていた寮生たちがみんなして綺麗と声を合わせました
自宅で昼夜逆転して乱れた生活をしていたのにフリースクールに来たことによって新しい発見に出会い、経験をすることが出来ました
初 御来光すべてのことに感謝
天候に恵まれ、ご来光をみれたことは寮生に取って貴重な経験になり
今後彼らの人生の糧になることをねがっています。