音楽フェスティバルでのボランティア活動🎶
今回は、静岡県御殿場市にある”時之栖グランピングキャンプサイト”で開催された、音楽フェスティバル(YOUR FES)でボランティア活動をした様子をご紹介します。
シンガーソングライターの天道清貴さんの25周年記念で開催された音楽フェスティバル。
これまで応援してくださった皆さまへ感謝の気持ちを込めたイベントです。
「音楽で心がつながるあの特別な瞬間を、もっと多くの人と分かち合いたい。」という思いから開催を決意したと語られていました。
天道清貴さん以外にも、地元高校の吹奏楽部やダンス部、その他アーティストとして活躍している方々が音楽公演をされました。
音楽ステージの他にもマルシェが同時開催され、静岡県御殿場市、裾野市、小山町でお店を経営されている方々が出店。音楽とグルメを堪能できるイベントでした。

子どもたちの活動内容
- 会場設営
- 駐車場誘導係
- ゴミ捨て場の整備
- 出店テント内での手伝い(受付・ヨーヨー・射的)
- 会場片付け
今回は10人の子どもたちがボランティア活動に参加し、2,3人一組で各仕事を担当しました。
青い”STAFF”のビブスを着用し、運営側としての自覚を持って取り組みました。
~会場設営の様子~

会場設営は、主にマルシェを開催する広場と、ステージ出演者の楽屋テント、ステージ前観覧エリアを行いました。
重い機材やテーブル、テントなどを全員で協力して運び、設営を頑張っていました。
~駐車場誘導係の様子~

音楽フェス来場者や関係者、その他の時之栖に来るお客様の駐車場の誘導を行いました。
対応する車が少なく、暇そうにしている様子も見られましたが、投げ出すことなくやり遂げました。
活動の中では目立つことのない地味な仕事ではありますが、そのような細かい協力が支えになっていることを学んでいてくれたらと思います。
~ゴミ捨て場の整備の様子~

ゴミ捨て場の整備では、ゴミ箱の設置とマルシェを開催中にゴミが溜まった際のビニール袋の交換・ゴミの廃棄を行いました。
この活動も地味で目立たない作業ではありましたが、交代しながら最低一人はゴミ箱の前で監視を続け、こまめに交換・廃棄の作業を行っていました。
こちらも立ち仕事だったため、座り込んでしまう子もいましたが、ゴミが溜まった状態や放置された状態になることなく、きれいなゴミ捨て場を最後まで保つことができていました。
~出店テント内での手伝い(受付・ヨーヨー・射的)~

受付・ヨーヨー・射的の3つのテント内で手伝いをしました。
★受付
受付では、お客さんが多く、接客を休むことなく行わなければなりませんでしたが、一人ひとり丁寧に対応していました。
受付を一緒に行うスタッフの方々ともコミュニケーションを取りながら、お客さんには笑顔で対応する姿を見て、私達チャレンジスクールのスタッフが誇らしい気持ちになりました。
★ヨーヨー

ヨーヨーのテントでは、大人のスタッフではなく、同じように手伝いに来ている子どものスタッフと協力して運営を頑張っていました。
接客が得意ではない子が手伝いをしていましたが、お客様からチケットを受け取ったり、ヨーヨーの補充をしたりなど、”自分ができること”を懸命に行っていました。
★射的

射的には、主に小さい子どもたちが来ることが多く、自分たちよりも年下の子たちに優しく接客している姿が印象的でした。
一緒に運営していたスタッフも自分たちよりも年下の子たちで、和気あいあいと仲良く取り組みながらも、年上の自覚と責任感を持って行う姿がありました。
~会場片付け~

会場の片付けは、各担当の持ち場とテント、ステージ機材の撤収作業を行いました。
夕方まで続いた活動での疲れ溜まっている中でも、協力して取り組みました。
協力作業の中では、年上の子たちが率先して年下の子たちに指示を出して、円滑に作業が進むように動いてくれます。
私達スタッフに代わり、指示を出す役割を担ってくれることは非常に心強いなと感じる点です。
その姿をみて、今は指示を受けて動いている子たちも、いつかは自主的に指示を出す立場まで成長してくれることが楽しみです。
最後に
今回の音楽フェスボランティアは、雨が降ったり止んだりと、天気が不安定な中で行われました。
その中で見られる子どもたちの姿は様々です。
途中で嫌になって投げ出してしまう子もいたり、疲れて座り込んでしまう子もいたり、最後まで責任持って取り組む子もいたりと。
全てが完璧でなくても、自分の得意なこと、興味があることには積極的に取り組む姿は全ての子どもに共通してみられます。
このような活動を通して、子どもたちが自分の新しい能力を見つける機会にしてほしい思いがあるのと同時に、私達スタッフも子どもたちの新しい一面を知るきっかけになっています。
活動の中で見つけた子どもたちの長所・短所を見逃さず、日々の指導にも反映していけるよう、これからも邁進し続けます。
~おまけ~

今回の音楽フェスの運営の方々から、1人500円をいただき、そのお金で子どもたちもマルシェのグルメや遊びを楽しんでいました。
クレープを食べたり、唐揚げを食べたり輪投げをしたりなどさまざまでした。
ボランティア活動の仕事だけでは子どもたちのやる気にも限界があるため、こうした息抜きがありことは、ボランティア活動を楽しむためにも大切です。
子どもたちの笑顔がみることができ、ボランティア活動に参加して良かったと感じました。