🌱2025年・今年最後の畑ボランティア活動

―土の匂いと子どもたちの成長が混ざり合う、かけがえのない時間―
2025年もいよいよ締めくくりの季節となりました。
今年最後の畑ボランティア活動を、寮生たちと共に行ってきました。

週に2回というペースで参加させていただき、畑の皆さんにはいつも変わらぬ温かさで子どもたちを迎えていただいています。
「お、今日も来たね」「寒いけど頑張ろうな」
そんな何気ない声かけが、子どもたちの心をそっと支え、安心を与えてくれているのを感じます。

畑に向かう道中、子どもたちの表情はどこか誇らしげです。
“自分たちはここで役に立てる”
そんな自信が芽生えているのかもしれません。
🌾 ■ 最初はぎこちなかった手が、今では頼もしい手に
活動を始めたばかりの頃、子どもたちは本当に初々しかったんです。
鍬を持つ手はぎこちなく、
「これってどこまで掘ればいいんですか?」
「この草は抜いていいやつですか?」
と、ひとつひとつ確認しながら慎重に作業していました。
それが今ではどうでしょう。
・道具を自分で選び
・次の作業を予測し
・仲間の動きを見てサポートし
・困っている人を見つけると自然に声をかける

そんな姿が当たり前のように見られるようになりました。
畑の方からも
「最近は言わなくても動けるようになってきたね」
と褒めていただき、胸が熱くなる瞬間が何度もありました。
子どもたちの背中が、確かに大きくなっているんです。
🎮 ■ “ゲームばかりの生活”からの大変身
寮に来る前、
「家にいるとゲームばかりしてしまって…」
という子は少なくありませんでした。

もちろんゲームは楽しいし、悪いものではありません。
ただ、畑での活動は、ゲームでは味わえない“リアルな体験”の宝庫です。
土の感触、風の冷たさ、太陽の温かさ、汗のにおい、仲間の笑い声。
五感全部を使って働く経験は、子どもたちの心を確実に動かします。
ある子が、作業の合間にふとつぶやきました。
「なんか、こういうのって気持ちいいですね」
「ゲームより疲れるけど、なんか好きかも」
その言葉を聞いた瞬間、
“ああ、この子の中で何かが変わり始めている”
と感じました。
画面の中では得られない、
“自分の力で誰かの役に立つ”という実感。
それは、子どもたちの未来にとって何よりの栄養です。
🌟 ■ 経験が子どもたちの未来をつくる
畑での活動は、単なる作業ではありません。
・人に感謝される喜び
・仲間と協力する大切さ
・自然の恵みへの気づき
・「できた!」という成功体験
・失敗してもまた挑戦する勇気

こうした一つひとつが、子どもたちの心に静かに積み重なっています。
畑の土は、植物だけでなく、子どもたちの心も育ててくれているのだと感じます。
そして、将来どんな道に進んでも、
この経験は必ず彼らの背中を押してくれるはずです。
🌈 ■ 子どもたちの成長を、共に喜べる一年でした
今年一年、保護者の皆さまにはたくさんのご理解とご協力をいただきました。
本当にありがとうございます。
畑で泥だらけになりながら笑う子どもたちの姿は、私たちスタッフにとっても大きな励みであり、喜びです。
「こんなことができるようになったんだ」
「こんな表情を見せるようになったんだ」
その変化を間近で感じられることは、何よりの幸せです。
来年もまた、子どもたちと一緒に、
たくさんの“初めて”や“できた”を積み重ねていきたいと思います。
どうぞ良いお年をお迎えください。