スクール便り

チャレンジスクールでは、本日畑のボランティア活動に参加しました。秋の風が心地よく吹く中、小学生から高校生までの子どもたちが、地域の畑でトマトの収穫と箱詰め作業に挑戦しました。

🌱「教わる」から「できる」へ──学びの連鎖

初めて畑に足を踏み入れた子も多く、最初は戸惑いながらも、農家の方やスタッフの方々に優しく教えてもらいながら、一つひとつの作業を覚えていきました。

「トマトは優しく持ってね」「箱詰めは重さを均等に」──そんな声かけに耳を傾けながら、子どもたちは真剣な表情で手を動かしていました。最初はぎこちなかった手つきも、時間が経つにつれて自信に満ちた動きへと変わっていきました。

🤝年齢を越えた協力──小さな社会の縮図

印象的だったのは、年齢の違う子どもたちが自然と助け合っていたこと。小学生が「これで合ってる？」と高校生に尋ねると、「うん、いい感じ！そのまま続けてみよう」と優しく返す姿がありました。

一人では難しいことも、誰かと一緒なら乗り越えられる──そんな実感を、子どもたちは今日の畑で体験したのだと思います。

🍅トマト以上に実ったもの──達成感と誇り

収穫したトマトが箱に詰められ、きれいに並んだ瞬間、子どもたちの顔には達成感と誇らしさが溢れていました。「こんなにできたんだ！」「誰かの食卓に届くんだね」と、笑顔で話す姿に、心が温かくなりました。

この体験は、単なる農作業ではありません。人と関わること、自然に触れること、そして自分の手で何かを成し遂げること──そのすべてが、子どもたちの心に深く刻まれた一日でした。

保護者の皆さまへ
今日の活動を通して、子どもたちは「働くことの意味」や「人とのつながりの大切さ」を肌で感じていました。畑での経験は、教室では得られない貴重な学びとなったことでしょう。

今後も、こうした体験を通じて、子どもたちが自分らしく成長していけるよう、私たちスタッフ一同、心を込めてサポートしてまいります。